披露宴

招待客へのおもてなしを最優先にします

 ホテルや式場での披露宴の設定時間は約二時間半が目安です。滞りなく進行できるよう流れを把握しておきましょう。

迎賓
 開宴の少し前に新郎新婦と媒酌人夫妻、両親は会場の入り口付近で招待客を出迎えます。お礼やあいさつは述べますが、招待客が受付付近で滞らないよう長話は避けます。

新郎新婦入場
 招待客が揃ったら、新郎新婦と媒酌人夫妻がBGMに合わせて入場します。

開会のあいさつ
 新郎新婦と媒酌人が入場後一礼し着席したのち、司会より披露宴の開始を告げます。

媒酌人あいさつ
 媒酌人は自己紹介の後挙式の報告をし、二人を紹介します。その間新郎新婦と両親は起立しています。

主賓祝辞
 新郎側の主賓、新婦側の主賓の順に祝辞をいただきます。新郎新婦および両親はその間起立して聞きます。

乾杯
 全員起立し、司会者より紹介された来賓が音頭をとり乾杯します。

食事開始
 乾杯後、各卓に料理と飲物が運ばれ、食事が始まります。

ケーキ入刀
 ウエディングケーキに二人で入刀します。

お色直し
 新婦はお色直しのため、退席します。新婦には媒酌人夫人が介添えします。

祝電披露
 新婦が会場不在の間、司会者により祝電が披露されます。

新婦再入場
 お色直しを行った新婦が再入場します。新郎もお色直しを行った場合は一緒に入場します。

キャンドルサービス
 各テーブルにあいさつしながらキャンドルに火を灯します。会場によってはキャンドルサービス以外の様々な演出があります。





写真提供:田村写真館

写真提供:田村写真館

来賓祝辞
 来賓が祝辞を述べます。

余興
 来賓による余興が行われます。食事・歓談は余興終了後まもなく終了します。

花束贈呈
 両家の両親は末席に立ち、新郎新婦から花束が贈呈されます。

謝辞
 新郎の父親よりお礼を述べます。新郎からも謝辞を述べる場合があります。

閉会のあいさつ
 司会者により披露宴のお開きが告げられます。新郎新婦と両親、媒酌人夫妻は退場します。

招待客のお見送り
 出席者も退場します。新郎新婦と両親、媒酌人夫妻は会場外の出口付近に並び、手短かにお礼を述べながらお見送りをします。

閉宴後

 披露宴終了後、新郎新婦と両親、媒酌人夫妻は会場出口付近に立って、招待客全員のお見送りをします。
 全員のお見送りが終了したら、まず媒酌人夫妻に感謝の意を伝えます。控室か施設内の喫茶室などで休憩を取ってもらうようすすめましょう。夫妻がお帰りの際には車の手配をしてお見送りをします。受付や接待係などを友人達に頼んだ場合には、別室にて休憩してもらい、ねぎらいます。

引出物

 引出物は招待客に贈るお土産であり、お返しではないので御祝儀の額に関わらず一律にします。披露宴の料理代金の3〜5割が一般的ですが、地域により風習が異なりますので双方の親と相談しましょう。
 品物は趣味性の高いものは避け、実用的なものが賢明です。最近はかさばるものや重いものは敬遠される傾向にあり、ゲストが好きなものを選べるカタログギフトに人気があります。

二次会

 披露宴に招待できなかった友人、知人などを招き、披露宴後に行うカジュアルなパーティーです。新郎新婦の友人が幹事を務め、会費制で行われるケースがほとんどです。ただし、両親や親族、恩師や上司からは会費はいただかないのがマナーです。出席者には記念の品を用意します。


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